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2017年 05月 11日

記述問題の採点

GW前に中3生に受けてもらった模試の結果が届きました。
結果を見て感じたことは…あまりに採点ミスが多すぎる。

少しチェックしておかしいなと思う部分があったので、全員分細かく確認しましたがあまりに多い。
さすがにこれは模試の業者に注意しておかなければいけないかなと感じました。

記述問題は採点者の判断が分かれる部分ですが、社会の記述の採点が甘すぎる印象を受けました。
内容が全く違うにもかかわらず正解になっていることが多いように思いました。
国語の部分点のあげ方もちょっと甘すぎますね。

模試の結果に一喜一憂してはいけませんが、甘すぎる採点は生徒のためになりません。
生徒のためにも厳しい採点を望みたいですね。
私自身、社会科が専門ということもありますが、特に社会の採点に疑問を感じました。

この結果を見て生徒たちの意識がどう変わるか。
正直、厳しい結果が出た生徒もいます。
よく頑張って志望校A判定が出た生徒もいます。
この結果に一喜一憂せず、間違えた問題をしっかりとやり直すことが大切です。

今回の結果を見ても感じたのですが、大学入試改革は果たしてうまくいくのでしょうか?
センター試験に替わる試験では記述問題も課される予定です。
ただ、記述問題の採点は採点者によって大きく変わると言わざるを得ません。
もちろん、ある程度の採点基準は設けるはずでしょう。
しかし、それでも同じような内容を書いても採点者によって点数が違うことはあり得ます。
これが記述問題の怖い部分です。
個人的には記述試験は大学ごとに実施する二次試験で十分に思えるんですけどね…。



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by up-kobetsu-oita | 2017-05-11 00:33 | 日々の出来事 | Comments(0)


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