2016年 01月 09日
一般的に個別指導塾は生徒一人ひとりに合わせた指導がウリです。 もちろんウチもそれが大きなウリの一つであることに間違いはありません。 ただし、手とり足とり一から十まで教えるような個別指導のやり方は間違っているというのが私の考えです。 重要なことは生徒に考えさせることです。 その過程で質問を投げかけながらヒントを与えていくのです。 途中での生徒の「分かった!」という表情は見ていて嬉しいものです。 これがあるから辞められないんでしょうね(笑) 個別指導塾にやってくる生徒は、先生に質問しやすいからという理由で来る場合が多いです。 しかしながら、自分から質問できない生徒も多いのが事実です。 どんどん質問するように伝えていますし、質問しやすい雰囲気作りもしています。 それでも、なかなか質問できない生徒はいます。 だから私は解いている過程、考えている過程を重視するのです。 生徒から質問がないと、生徒がどの部分が分からないのかを把握しきれないようでは三流講師だと思います。 生徒が問題を解いているときの目線の動き、手の動き、その他の様子から生徒が分からない部分を考えるのです。 そして生徒に質問を投げかけて確認をするのです。 それでなければ、わざわざずっと生徒の横についている意味はありません。 ウチでは私以外の他の講師にもこのことを当然伝えています。 授業時間中は生徒が問題を解いている時間であっても、先生にとってヒマな時間など1秒もあってはいけないのです。 あ、でも基本的に私の授業は結構ユルいです(笑) 楽しく勉強しようっていうのが私のやり方なので♪ 適度な緊張感を保つことにより、質問しやすくもなるでしょうし、楽しくもなると考えています。 個別指導塾と一言で言っても、講師に大きく左右されてしまうのが実情です。 講師にレベル差があるのは仕方がないことです。 そのレベル差を出来る限り埋めてサポートするのが塾長である私の役目ですね。 なので、生徒全員のノートに目を通して講師の先生方に指示を出すのです。 塾長と講師でしっかりとミーティングができていない、情報共有ができていない個別指導塾はいかがなものなんでしょうね。 個別指導塾は自分から質問できない生徒には向かないというのは誤った認識です。 それから、講師がすべて丁寧に教えてくれるので生徒は自分で考えなくなるというのも誤りだと思います。 重要なのはその個別指導塾にきちんと対応できる講師がいるかどうかです。
by up-kobetsu-oita
| 2016-01-09 23:33
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